第4回 サークル活動内容
はぐくみサークルは、ご家族様と紅寿の里現場スタッフが、このサークルを通し、介護についての不安、悩みを共有し、はぐくみあう場を目指しております。 楽しい時間、ほっとする時間、笑顔のあるサークル活動を提供します。
主な活動内容
- 介護についての勉強会
- ご家族様同士の交流会
- ご家族様と施設スタッフの交流会
- 施設の公開
第4回のはぐくみサークルを紹介します。今回は、庄司管理栄養士による「介護における食事」を中心に理解を深めました。
プログラム
1.施設の昼食試食会
紅寿の里の食事
- 形態と調理の工夫

2.管理栄養士講義
食事について
- 食事とは
- 食事の姿勢
- 食事中の事故対応について
- 食後の口腔ケア
- 口の体操


在宅での調理上の留意点
- 安全とおいしさ
- 見た目と食欲
- 嗜好
- バランス
- 季節感

栄養改善のための食事について
- 利用補助食品の利用法、購入方法
家庭で介護食を続けるポイント
- 食事は生活の一部
- 気張らず楽しく
- 食事環境と食卓
- 五感
- 季節や行事
- 栄養補助食品や調理済食品の活用
- 便利な調理器具
- 悩まず相談
3.交流会
ひしもち作り
今回の交流会は、ひな祭りシーズンなので上新粉、白玉粉を使ってひしもちを作りました。知ってはいても、なかなか家では作れないもののようです。
ご家族様同士が協力しながら、楽しくこね ていただきました。電子レンジを使ってからでは、食紅が混ざりにくいというハプニングもありましたが、様々な知恵を出し合い、各グループそれぞれの素敵なひしもちが出来ました。とても楽しいひと時が過ごせたようです。私たちスタッフも勉強しながら参加させていただきました。
作ったひしもちは、各フロアに飾りました。利用者様のなかには、「手作りのひしもちは、温かみがあってとてもいい。」と好評です。今後もご家族様、皆様の参加を心よりお待ちしております。


はぐくみサークルを終えて
管理栄養士 庄司知栄子
最初に、参加者には当日の昼食を試食していただき、その後に紅寿の里での食事と在宅での食事について話をしました。話を聞くだけでなく実際にペースト食を作ったり、とろみ剤を使ってとろみ茶を作る実技もおこないました。また、栄養補助食品と介護用調理済み食品を言葉より実際に見てわかるようにサンプルを配布しました。食事は毎日のことなので頑張りすぎずに長続きできること、紅寿の里で提供している食事は特別な食事でなく家庭でも十分作れる食事であることなどを家族様にわかりやすく話を進めていきました。
講義終了後、参加者からは「家での食事の量と施設での食事量の違いがわかった。」「家でもバランスよく食事できるよう調理の工夫は様々おこなっている。今まで介護してきて不安だったが、再度確認できて今後の介護に自信が持てた。」「介護食が安全でおいしく食べられるように工夫されている事がわかった。」「ストレス解消になり楽しかった。」などの意見や感想が聞かれました。参加された家族様のほとんどが在宅サービスを利用している利用者様の家族様でした。どの家族様も一生懸命に介護されているからこそ、こういった意見も聞かれたのだと思います。在宅で介護している家族様は、食事についての不安を話す場や情報を得る場を求めており、そういった家族様に対して、もっと自分の職種を活かし情報提供をおこなっていきたいと感じました。
介護士からも「はじめて知ったこともあり勉強になった」との意見も聞かれ、家族様だけでなく介護士にも食事について理解してもらえる良い機会だったと思います。今回のはぐくみサークルにかかわってみて、1つの職種だけでなく各専門職の特性を活かし施設全体で作り上げていったほうが、更に有意義な情報交換の機会にできるのではないかと思いました。これからも、介護における「はぐくみあう場」として提供させていただきたいと思います。皆様のご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。








