子どもの病気を幅広く診療しています。低身長、夜尿症、肥満等についてもご相談下さい。

また、予防接種につきましても随時実施しています。ちょっとした悩み事やご心配なども、遠慮なくご相談下さい。明るい雰囲気で、医師や看護師が子どもさんの治療や成長についてどんな事でもご相談に応じます。

医師紹介

  • 早坂Dr
  • 早坂 清 Kiyoshi Hayasaka

    Profile

    山形大学医学部小児科名誉教授及び客員教授

    Message

    生活リズムは子供の成長や健康に大きく影響します。できるだけ規則正しい生活リズムを作ってあげて下さい。
    山形大学医学部小児科名誉教授および客員教授として、臨床研究を行っています。 特に日本人に多いシトリン欠損症の治療および先天性中枢性低換気症候群の病態に関する研究に従事しています。

  • 専門分野

    小児科全般

    所属学会・受賞歴

    ●日本小児科学会 専門医
    ●日本人類遺伝学会 評議員

    最近の論文実績

     pdfファイル早坂 清:最近の論文(原著&総説)

  • 早坂Dr_2
  • 佐藤 裕子 Hiroko Sato

    佐藤裕子Dr_3

    Profile

    山形大学医学部 小児科

    専門分野

    小児科

    所属学会・受賞歴

    ●日本小児科学会 専門医
    ●日本血液学会 専門医

小児科からのアドバイス

生活リズムを守ることは重要です。
食べる、寝るなどの時間を守る生活習慣をしっかり身につけさせましょう。
大人になっても生活リズムがとれず、大変な人生を歩んでいる人もいます。
子どもは栄養の体内備蓄が少なく、おなかが空くと血糖値が下がり、交感神経が緊張し、アドレナリンが分泌され、集中力を失い、ドキドキ、イライラし、心も不安定になります。大人でも、会議が長引き空腹になると、攻撃的になり、議題も決まらず、食事をとるとあっさり決まるということが知られています。子供をつれた旅行でも、リズムを守ると病気になりにくいと言われています。おなかが空いて不機嫌になった子どもさんを無駄に叱ってはいないでしょうか。生活リズムを守ることは、安定した大人への成長のための重要な躾(しつけ)です。加えて、ほめて成長を促すことも重要なエッセンスです。

ワクチンで予防できる病気があります。ワクチンを接種して、子どもを病気から守りましょう。日本は、ワクチン後進国ですが、少しずつ様々なワクチン接種が可能になってきました。ワクチンの増加ととともに、いつ、どのワクチンを何回受けるか複雑になり、わかりにくくなっています。予防接種スケジュールについて、わかりやすくお話ししますので、遠慮無くご相談下さい。

(1)乳幼児、特に2歳までには、身長も体重も一番大きく成長する時期です。くわえて、脳も発達する重要な時期です。この時期の栄養障害は脳の発達を障害します。食べ物が豊富な時代に、栄養失調で脳に障害を残すなど、残念な話です。ミルクの代わりにイオン飲料水を与えてしまうなど恐ろしい事もあるのです。心身の発達とともに、栄養を評価し、わかりやすくお話ししますので、ご相談下さい。
(2)近年、肥満による健康被害が明らかになってきました。東北地方のなかでも山形県は、肥満児の割合が多い県です。おとなの生活習慣病への移行もあり、お子さんが健康で快適な人生をすごすために、早めの注意が必要です。増えてしまった体重を減らすことは非常に難しいことです。しかし、身長の伸びが期待される年齢では、比較的容易に改善します。内臓の機能評価とともに、当院の栄養士が、わかりやすく栄養指導を行いますので、ご相談下さい。
(3)低身長で悩まれるお子さんは、比較的多く、学校検診でも指摘されることもあります。成長ホルモンや甲状腺ホルモンの不足で、低身長となることが知られています。しかし、実際は、そうした病気のお子さんは多くはありません。殆どは、思春期の到来が遅れている思春期遅発やご両親や家族に似た家族性低身長です。ご相談下さい。

保育園に入り集団生活を始めると、風邪などにかかる機会が増え、保育園に通うよりも病院に通うことが多くなります。しかし、1年もたつと抵抗力がついて丈夫になってきますので、1年間は、親も子も辛抱の時です。また、感染症の大部分はウィルス感染によるもので、ウィルス感染症に対しては抗生物質の効果は期待できません。抗生物質を投与しますと、重要な腸内細菌を殺してしまったり、耐性菌(抗生物質が効かない菌)が増加したりする危険性がありますので、小児科医はあまり投与しません。

 

(1)こどもの発熱の原因は、感染症とくにウィルスの感染によるものが殆どです。しかし、なかには髄膜炎、尿路感染症、中耳炎や川崎病もあり注意が必要です。発熱と共に吐く、ひきつけ、高熱が続く、耳だれ、発疹、不機嫌が続くなどがみられれば受診して下さい。
(2)咳で病院を受診する目安は、ゼロゼロした痰がからまる湿った咳をする時です。勿論、咳き込んで吐く、夜眠れないとかは、かなり重いサインですので受診して下さい。治療をうけても、走り回るなど運動をすると気道がかわき痰も切れなくなり、治りににくくなります。薬を飲むより安静が大切です。安静を守らず、咳が長引き、喘息などと診断されてしまうケースも少なからずあります。
(3)子どもは、水の塊と言われています。嘔吐や下痢により体内の水が失われ、脱水症になります。ぐったりし、おしっこが半日以上でていないような時には、急いで受診しましょう。時に、夕方まで放置される子どもさんもいて、驚かされます。生命の危険もありますので注意が必要です。最近では、保育園などでノロウィルスなどに感染することもあります。水分(OS1などのイオン飲料水)を与えるともに、手洗いや汚物の処理が重要です。手は、石けんで洗い、水道水で流すことが重要です。汚物は塩素系漂白剤(キッチンハイターなど)を50倍に薄めて消毒し、ドアノブなどは250倍に薄めて消毒しましょう。

現在、風疹が流行していて、妊娠早期の妊婦さんが感染すると胎児に奇形をおこす怖れがあります。家族への風疹ワクチンの接種が勧められています。風疹に加えて、現在流行している伝染性紅斑(りんご病)の感染にも注意が必要です。妊婦が感染すると胎児が重症な貧血になることが知られています。また、猫の排泄物からトキソプラスマに感染することが知られていますが、動物の生肉(馬刺しなど)を食べてうつることも知られており、注意が必要です。
薬の服用にも、注意が必要です。薬の服用に加えて、妊娠後期には、抗炎症剤の服用や抗炎症剤を含んだ湿布薬にも注意が必要です。胎児の血管が閉じてしまう危険性があります。授乳時にも、薬には注意が必要です。ご相談下さい。
栄養では、葉酸不足により二分脊椎などの奇形を起こすことが知られています。葉酸は、ほうれん草など葉物野菜に含まれていて、日本人では不足することはないと考えられてきました。しかし、最近、葉物野菜の摂取が少なくなり、不足している人が増えてきました。妊娠を考える女性は、葉物野菜の摂取に努めましょう。一方、妊娠中に健康食品を摂取する方がいますが、海藻に多く含まれるヨードを過剰に摂取すると、生まれてくる子どもさんの甲状腺機能を低下させることが知られています。健康食品も安全とは限りません。ヨードの過剰摂取を避けましょう。