~ 安倍総理の退陣と『健康マネジメント』 ~ 

 

 先日、安倍総理が難病である潰瘍性大腸炎の再発を理由に辞意を表明しました。国内外の諸問題、特に昨今は新型コロナウイルス対策等で休みをとらず、また総理大臣という想像もつかない疲労やストレスの中で体調を崩されたことは、非常に残念ですが致し方なく、国民としてはこれまでのご苦労に感謝の気持ちをもって受け止めるべきと考えます。また一方では、現状のコロナ禍において振り返ってみると、より強いリーダーシップと信念をもった強いメッセージを国民に投げかけてくれれば、感染対策はさらに進展していたのではないかと思われます。日本人は、真面目で規律正しく清潔の意識も強く、日頃より感染対策の心得は通じているはずです。一部の欧米人のように、マスクの強要に反対してデモなどの抗議行動はまず起こりません。
 また、我々医療職も『患者様の命』をお預かりするゆえ、安全安心の医療の遂行のために緊張状態の中で、日々勤務しています。夜勤や当直など、心身のストレスがあることは事実です。そこで大切なのが自分自身の『健康マネジメント』です。より健康でいなければ人を助けることは容易ではなく、パワーを与え続けることはできません。職員には、医療のスペシャリストとして、各自が健康のプロでいなければならないと日々伝えています。食事の管理、運動の習慣、十分な睡眠、禁煙、そして精神的な安定が必要です。もちろん、病気や体調の変化はいずれの人にも起こります。その場合も、病気を治す、体調をコントロールする事においても模範的でいる事が望ましく、職場や家族の協力・助け合いが必要になります。得てして、『医者の不養生』はありがちですがNGです。
 「より健康でいる」ことは、我々が所有している最も貴重な財産と言えます。医療のスペシャリストとして誇りと責任をもち、患者様やご家族の方々のため、そして言うまでも無く自身や家族のために、プロ意識をもって『健康マネジメント』をしっかり行っていきたいと思います。そして医療として、診断から治療・療養のみならず、健康増進として『健康マネジメント』をみゆき会から地域の皆様へ発信し続ける事が出来るよう努力したいと考えます。

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病院長 安藤常浩

 

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2020.8.19 VOL.3 家庭での感染予防と「家族の絆」
2020.8.5   VOL.2 防災意識と健康管理
2020.7.29 VOL.1 感染予防という〝おもてなし〟