先輩介護士からのメッセージ
新人介護士からのメッセージ
「あなたに介護してもらえてよかった」、そんな介護福祉士を目指します。
私が介護職になったきっかけは、小学四年生の「二分の一成人式」です。将来の夢について考えた際、ふと浮かんだのは介護職(介護福祉士)でした。その時から、「私にしかできない天職だ!」と思うようになりました。
しかし、ボランティア活動や職場体験を経験していくなかで、高齢者とのコミュニケーションの難しさを感じ、大学一年の実習の時には諦めようと思ったこともありました。しかし、大学二年の時に紅寿の里で最後の実習を行ったのです。紅寿の里では、出来ていることは褒めて上手くいかない時には的確なアドバイスをし、不安に思っていることについても熱心に話を聴いてくれました。学生がしっかり学べる環境が整っており、安心して実習に挑むことが出来たのです。
また、現場では職員と利用者様の笑顔がたくさん溢れていて、利用者様の目線に合わせてコミュニケーションをとりながら質の高いケアを提供していることにとても魅力を感じました。「卒業後は紅寿の里で働いてみたい」と感じて入職しました。私は、利用者様から「あなたに介護してもらえてよかった」と思っていただけるような介護福祉士を目指しています。日々の業務の忙しさから、利用者様一人一人と密に関われる時間をもつことが難しい時もありますが、少しでも利用者様と目線を合わせ、落ち着いてコミュニケーションをとれるようにこれからも心掛けていきたいと思います。
中堅介護士からのメッセージ
働きやすい職場づくりが、利用者様への質の高いサービスに繋がります。
私は、介護職員として9年間従事してきました。様々な経験を通じて、特にやりがいを感じるのは、利用者様が自分で出来ることが増えて生活の質が向上すること、そしてその改善に繋がるケアを私たちが提供できた時です。少しでも自分でできることが増えることは、ご本人だけではなく我々にとっても大きな喜びです。
また老人保健施設では、施設の目的でもある在宅復帰に向けて、自宅での生活を想定しながら様々な訓練をします。その過程で、介護職以外の専門職と協力しながら利用者様を支援していくことで、自身のスキルアップを実感できることも大きなやりがいです。
今後も、利用者様によりよい生活を送っていただくために、利用者様に寄り添ったコミュニケーションやサポートに努めていきたいと思っています。そして、利用者様に質の高いケアを提供するためにも、職員が働きやすい環境作りや後輩指導に力を入れていきたいと考えています。
何か不安に思っていることがあれば、いち早く気づいてあげられるよう周りをよく観察し、スタッフ同士のコミュニケーションが良好で、互いに協力し助け合える人間関係の構築に努めていきたいと考えています。