「認知症専門棟」認知症勉強会を開催しました。
認知症専門棟である3の丸で、認知症の勉強会を開催。タレントの蛭子能収さんの認知症について、三の丸の事例をもとにしながら、ご本人の視点で考える個人ワークを行いました。「もし自分がこの方の立場だったらどんな気持ちになるだろう」 「どんな声をかけてもらったら安心できるだろう」などを意識しながら、その方の気持ちや思いを考え理解を深めました。参加した職員からは、「蛭子さんの話に興味があり知ることができてよかった、とても心に残った。」 「日々関わっている職員の意見や経験談に重みがありとても参考になった」などの声が聞かれました。
対人援助で最も大切なことは、ご本人の立場に立つことに尽きます。ご本人が感じている不安や戸惑い、寂しさ、こだわりなどを理解し、「自分らしくいたい」という思いに寄り添うことです。私達はどうしても、自らの視点で考えてしまうことが多くなりがちです。しかし、ご本人にはご本人なりの理由や思いがあります。まずは、ご本人の言葉や表情・行動をよく観察し、「この方は今、何を思っているのだろう」と一度立ち止まっり、ご本人が安心・納得できる関わり方かどうかをしっかり考えることがとても大切です。
我々がケアを提供する際に大切なことは、「何をするか」ではなく「どうしたら安心していただけるか」 、「できないことを手伝う」ではなく「何があれば、どうすればご本人ができるのか」という視点です。そんな視点やアプローチが、認知症の方の安心や笑顔に繋がっていくのだと考えます。これからも「介護する人」ではなく、「安心できる人」であり続けることを大切にし、日々のケアにあたっていきたいと考えています。



