社会福祉士及び介護福祉士法の一部改正により、平成24年4月から「認定特定行為業務従事者」の資格を取得すれば、一定の条件のもと介護職員等による喀痰吸引等のケアが実施可能になりました。紅寿の里は、この「登録研修機関」となっており、自力で痰を出すことができず吸引が必要な利用者様や、口から食事ができず経管栄養により栄養を摂る必要がある利用者様を支えるスキルを持った職員を養成する研修を毎年実施しています。
 今年度は7月21日からスタートし、指導者養成研修を修了した施設看護師が講師を務め、3名の職員が受講しています。9月までの基本研修(講義形式)の後、シミュレーターによる演習を行います。実地研修が来年の3月頃まで続く長丁場の研修ですが、正確な知識と技術を身につけ、利用者様が安心して生活ができるよう、介護福祉士の専門性の向上に努めていきたいと思います。



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