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 紅寿の里は、山形県が実施する「大規模調理施設における米粉導入モデル事業」に選ばれ、大規模調理施設における米粉導入の研究に取り組んでまいりました。そしてこのたび、モデル事業の成果報告会となる「給食向け米粉導入セミナー」で成果発表を行いました。
 発表では、米粉を効果的に活用するための研修会の開催や試作会、厨房での成功例や失敗例などについて報告を行いました。そして、実際に食べていただいた利用者様の反応として、「米粉を使っていたなんて気づかなかった!シチューなんて、米粉で作れるの?」「ふくさ焼きはふんわりしていて美味しかった」など、多くのご感想についてもお伝えしました。
 また、ご提供前に掲示したポスターの効果についても報告を行いました。ポスターには、名前だけでは分かりにくい献立も、試作した写真を掲載したことでイメージがしやすくなり、利用者様の間でとても話題になり効果的でした。食に対する取り組みには、視覚的な情報提供がとても効果的であることを強く感じました。

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 介護施設における米粉導入は、調理方法やご利用者様が美味しく召し上がれるかなど、初めは不安や心配が大きかったのですが、実施してみると十分に調理が可能で利用者様への提供にも問題がない食材であるということが分かりました。
 今後も、今回の研究成果をもとにメニューへの導入を検討してまいります。

紅寿の里 栄養科

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(ご参考)

「やまがた米っ粉クラブ」ホームページ
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