2月10日(木)、18日(金)の二日間、二の丸主催の「身体拘束・高齢者虐待防止」の勉強会を開催しました。
 身体的な虐待や精神的な苦痛など、被害が明らかなものは「虐待」と認識されます。その一方で、明らかな虐待ではないものの、決して正しい方法ではない倫理的に問題のある行為を「不適切なケア」と呼んでいます。研修会では、不適切なケアは虐待につながる可能性があること、早期に虐待の芽を摘むことが重要であることを学びました。また、虐待が発生しやすい組織の特徴として、「問題意識が希薄」「お互いを注意できない」「マンネリに陥りやすい」などの傾向がみられるとのことです。職員ひとり一人の問題としてだけではなく、組織の問題として事業所全体で取り組んでいくことがとても重要です。

 紅寿の里では、これからも利用者様が安心してご利用いただけるように、サービスの質の向上のため、業務の改善や職員のメンタルヘルス対策・教育の強化などを継続してまいります。

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