9月29日(火)、三の丸(認知症専門棟)主催で「バリデーション療法 ~共感して接すること~」の勉強会を開催しました。
 バリデーション療法とは、アルツハイマー型認知症と類似の認知症の高齢者とのコミュニケーションをとるための方法の一つです。認知症の方の言動や行動を意味ある事と捉え、利用者その方の感情や思いに近づこうとすること。またその方を認め、受け入れることをバリデーションといいます。
 勉強会では、「バリデーションの基本的態度」や「介護現場で実践しやすいテクニック」などを中心に学びました。後半は、「帰宅願望のある利用者様の対応」の悪い例と良い例をスタッフが寸劇で演じ、バリデーションの具体的な実践方法を学びました。
 参加者からは、「穴埋め問題で考えながら勉強できる内容だった」「寸劇がわかりやすかった」等の感想が寄せられました。
 三の丸では、後期にバリデーション療法を現場で実践していく予定です。また、認知症専門棟として、認知症に関する知識や技術を、これからも発信していきたいと思います。

 

バリデーション勉強会