2025年には、団塊の世代が後期高齢者となり、2040年頃には死者数がピークに達し「多死社会」を迎えます。病院はキャパシティを超え、亡くなる場所に困る時代がもうすぐそこに迫って来ており、その受け皿としての機能が介護老人保健施設にも求められています。
 こういったことを踏まえ、紅寿の里では今年11月から「看取り介護」を実施する予定です。現在、ワーキンググループを結成し準備を進めており、今回、全職員を対象に、「なぜ、今看取りなのか? ~これからの老健の役割と経営について~」というテーマで、第1回目の勉強会を4月16日(金)・26日(月)の2日間開催しました。様々な社会背景や施設の経営面等を含め、ワーキンググループのメンバーである長岡副主任(二の丸)からの講義や、小関主任(三の丸)からは、ワーキンググループで作成した「看取りに関するガイドライン」について説明がありました。
 今後も、11月からのスタートに向け、ワーキンググループを中心に様々な勉強会を企画・実施していきます。

 

看取り勉強会1