11月8日(火)、上山市シルバー人材センターで、安全就業対策事業として「転倒予防講習」が開催されました。ご高齢の皆さんが、働くことで生きがいを感じ地域社会への貢献を目的としているシルバー人材センターですが、ここ数年活動中の事故も少なくないため、山形県シルバー人材センター連合会が、健康づくりを含めた作業中の安全や転倒防止について講演会を開催したものです。山形県作業療法士会を通じ、当施設の阿部主任作業療法士と星作業療法士の2名が講師を務めました。加齢に伴う筋力低下だけではなく、様々な疾患や内服薬の影響などによっても転倒のリスクが高まることなど、詳しい説明がなされました。

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  • 阿部 主任作業療法士
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  • 星 作業療法士
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 講習では、握力測定や片脚立ちなどで実際に自分の身体状況を把握し、転倒予防につながるトレーニングについても紹介されました。参加された皆さんは、真剣な面持ちで受講し、講師への質問も多く出されました。

  • 握力測定
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  • 片脚立ち
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  • 背伸び運動
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  • 腰伸ばし運動 
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「作業」を通じて、地域の仲間と交流し、遣り甲斐や生きがいを見つけ心身共にいつまでも若々しくあること。みゆき会は、治療だけではなく地域の皆様の健康寿命の延伸にも貢献できるよう、これからも努めてまいります。