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 5月22日(水)に、看護科主催の緊急時対応の勉強会を開催しました。急変時の対応マニュアルの確認と胸骨圧迫、人工呼吸、アンビューバックの使用方法、AEDの使用方法について、実践練習を交えながら29名の職員が受講しました。  
 急変時の早期対応は、救命率に大きく影響します。2分以内に心肺蘇生が開始された場合の救命率は90%、4分では50%、5分では25%と言われています。一時救命処置は、高齢者の介護事業所で働く上で全スタッフが身につけておくべき基本的な技術です。当日は、私たち看護師から介護職へ、利用者様の安心と安全を守るための観察ポイントや初期対応について、実践を交えて詳しく指導しました。

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 高齢者の急変に直面した際は、慌て戸惑うこともあると思いますが、どんな時でも冷静に対応できるように、定期的に勉強会を開催し適切な知識・技術を身につけて自信に繋げていきましょう。これからも、看護師と介護士が連携し利用者様が安心してご利用いただけるように、サービスの質向上に努めてまいります。介護士の皆さん、一緒にスキルアップしていきましょう!

 看護科 長谷川 亜美