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 通所リハビリテーション南館では、医療・介護の専門職が関わり、日常生活に結びついた活動をリハビリとして取り入れています。今月は、屋上の畑で育てて収穫した大根を使い、利用者様と一緒におでん作りを行い忘年会を開催しました。

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 畑での収穫作業は、立ったり座ったり腕の筋肉を使ったりと、知らず知らずのうちに全身運動に繋がり、身体機能の維持・向上になります。また、作物を育てる過程は、意欲や達成感を高める効果が期待できます。また、調理の場面では、手指の動きや作業の段取りを意識した支援を行い、「育てる・作る・味わう」という一連の流れを大切に進めました。
 利用者様一人一人の、生活様式や趣味・嗜好などを考えながら必要な動作を取り入れることで、より意欲的な活動へとつながっていきます。今後も、単なるリクリエーションではなく、専門的な視点を生かしリハビリテーションの要素を取り入れながら、「通所リハビリテーション」の提供に努めてまいります。

 

 通所リハビリテーション南舘
 副主任ケアワーカー  井上 裕樹