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 8月29日(木)、感染症及び食中毒予防及びまん延防止のための研修を行いました。今回は、南館クリニックとライフケアセンター南館の看護科、そして通所リハビリテーション南館の共催で開催しました。研修では、介護施設で多く発生している食中毒をテーマに、集団食中毒を発生させないための食事提供時の注意点や、災害時を想定した食中毒の防止対策について講義を行いました。

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 また演習では、現場で実際起こりやすい車椅子や椅子など座位の姿勢での嘔吐、また、ベッド臥床時の嘔吐を想定した処理の実演などを、看護師指導のもとで行いました。嘔吐処理の対応手順・注意事項などについては、より感染拡大させないための最善の対応について、その場面ごとに質疑応答を交えながら議論を深めました。今回の研修を通じて、改めて利用者様を第一とした感染対策の重要性を再確認することができたと思います。
 2024年より、全ての介護事業者に業務継続計画(BCP)の策定が義務付けられました。自然災害や感染症などの緊急事態が発生した場合でも、事業を中断させることなく可能な限り継続させるための計画です。南館クリニック・ライフケアセンター南館では、感染症や食中毒の予防及びまん延防止のための研修や訓練を年間二回実施し、利用者様へのサービス提供の継続と質の向上に努めて参ります。

 

南館クリニック・ライフケアセンター南館 看護科

通所リハビリテーション南館