「ゆるめて鍛える運動療法」健康教室を開催しました。
2月6日(木)、13日(木)の2日間、恒例の健康教室を開催しました。地域の皆様の運動の機会として、4年前から定期的に開催しています。今回も南館近隣の方を中心に、10名程度ご参加いただきました。
今回は、「ゆるめて鍛える運動療法~サボり筋とガンバリ筋~」というテーマで、講話と体操を行いました。介護が必要になる原因は「筋力低下」が大きく関連していること、からだの「痛み」は姿勢不良から起こることが多いこと、姿勢を整えるには筋肉のバランスを良くすることが重要であることなどを、詳しくお話しました。また、からだの中に存在するサボリ筋(衰えやすい筋肉)とガンバリ筋(硬くなっている筋肉)を整える運動を、参加者の皆さんで一緒に行いました。
「この運動はひざが痛くならないために必要な筋肉を鍛える運動です」など、具体的に解説を加えながら一つ一つの動きを十分ご理解いただきながら効果的に取り組むことができました。また、運動の前後で、からだの柔軟性や立位バランスが向上したことを確認し、体操の効果を実感していただくことができました。今回も、自宅でも継続して行えるように運動メニュー表もお渡ししました。
参加者の皆さんからは、「ポイントをおさえた運動は非常に効果的で、これなら続けて出来ると実感しました」「筋力の大切さを改めて見直すことが出来ました」「“今日この日が一番若い!”との言葉に励まされました」など、たくさんの感想をいただきました。
今後も健康教室を通じて、地域の皆様の健康増進のサポートが出来るよう努めていきたいと思います。
南館クリニック 副主任理学療法士 藤川雄志