9月16日(木)、30日(木)の二日間、南館クリニックで「健康教室」を開催しました。コロナ禍で、運動の機会が減少し心身機能の低下が懸念される中、地域の皆様に少しでも運動する機会をもっていただければと定期的に開催しているものです。南館地区にお住いの方を中心に、両日とも10名程度の皆様にご参加いただきました。
 今回は、「足腰を鍛える~今からでも遅くない!~」というテーマで、講話と運動を行いました。筋肉は、身体を支える以外に熱を産生し基礎代謝を向上させること(肥満や糖尿病の予防)や、骨を丈夫にする(骨粗鬆症の予防)役割があると言われています。特に、年齢と共に下肢(脚)の筋肉が衰えやすく、日頃から意識して筋肉を使う大切さをお伝えしました。当日は、実際に5つの筋肉トレーニングメニューを行いながら、安全かつ効果的な運動方法を体験していただき、ご自宅でも運動を継続していただけるようにメニュー表もお渡ししています。また、後半は身体の悩み相談についても、アドバイスをさせていただきました。

 ウイズコロナの時代、基本的な感染対策を継続しながら、これからも健康教室を通じて地域の皆様の健康増進のサポートが出来るよう努めていきたいと思います。

南館クリニック 副主任理学療法士
藤川雄志

 
写真1
「後出しじゃんけんゲーム」で脳の活性化を図りましょう。

写真2
片脚立ちでバランスのチェックをしてみましょう。

写真3
介護が必要になる要因は、約40%が「筋力低下」に関係していると言われています。

写真4
スクワットで太ももとお尻の筋肉を鍛えましょう。
ゆっくり行うことで、より効果が得られます。

写真5
かかと上げをすることで、ふくらはぎの筋肉が鍛えられ
全身の血流改善の効果も得られます。