去る10╱12~13にかけて東日本を縦断し、各地に深い爪痕を残した台風19号。その被害が甚大な宮城県丸森町で、長谷部看護師と村越看護師が災害支援ナースとして活動しました。両看護師は、山形県看護協会の災害支援ナース講習を受講・登録、長谷部看護師は10╱22~25、村越看護師は11╱9~12の三泊四日を避難者と同じ体育館で過ごし、内服薬の確保・指導や健康管理、感染予防や衛生管理など、医療・看護そして生活支援の活動を行いました。

丸森町内と避難所の様子

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  • 皆さんと同じ食事をいただきました。
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  • 寝床は体育館のステージ上。
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  • 朝夕の申し送り風景
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  •  チームで情報共有
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   朝夕のミーティングで情報共有し、地元自冶体や各地から集まって来られたスタッフと共に、チームで活動しました。山形県看護協会、そして職場の仲間や家族の支えで無事活動することができました。
 トータルケアサービス・地域貢献というみゆき会の理念、そして看護師としての強い決意と使命感をもち、二人の看護師は過酷な状況の中で活動を遂行しました。この経験を活かし、院内での看護業務そして幅広い地域支援活動など、これからも頑張って参ります。

≪村越看護師の活動が、山形新聞に掲載されました。≫

  村越NS 
 pdfファイル記事を拡大(2019年11月10日:山形新聞)

災害支援ナースとは

 災害支援ナースとは、看護職能団体の一員として被災した看護職の心身の負担を軽減し、被災された方々の健康レベルを維持できるように、被災地での適切な医療や看護を提供する役割を担う看護職です。各都道府県の災害支援ナース登録要件を満たし、任意で登録されています。大規模自然災害発生時などは災害の規模などに応じて災害レベルごとに定められた方法で、日本看護協会や都道府県看護協会が災害支援ナースの派遣調整を行います。個々の災害支援ナースの派遣期間は、原則として移動時間を含めた三泊四日です。

「山形県看護協会災害支援事業」についてご覧ください