2月24日(水)に、上山市が開催した「糖尿病重症化予防教室」(会場:三友エンジニア体育文化センター)で、川井ひろみ看護部長がフットケアの講演を行いました。当日は、特定健診の糖尿病検査で要受診に該当する約20名の皆さんを対象に、上山市の保健師と管理栄養士より病気の基礎知識や食事の摂り方などについて講義が行われたあと、川井看護部長より足の清潔や脈の観察方法、正しい爪の切り方や傷をつけないための靴の選び方など、“足の健康”に関する説明がなされました。
 糖尿病は、病気が進行すると神経障害や動脈硬化が進むとともに、白血球の働きが悪くなり体の抵抗力が低下しやすくなります。足の傷の悪化に気づかず、重大な病変に進行する場合もあり、早期発見・早期治療のため、日頃からセルフチェックを心掛けることがとても大切です。講演後には、「糖尿病療養指導士」の吉田淳子主任看護師も加わり、ひとり一人の足の状態を直接拝見しながら個別指導も行われ、受講者の皆さんは自分の足の状態について真剣に聞き入っていました。
 「足は第二の心臓」と言われ、全身の健康につながります。皆さんも普段から自分の足に興味を持ち、観察してみてはいかがでしょうか。

      川井ひろみ 看護部長川井NS部長

  •  真剣に聴き入る受講生の皆さん
    会場全体
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    スライド1
  •  5本指靴下、着用のすすめ
    スライド2
  • 正しい爪の切り方
    スライド3
  • 吉田 主任看護師
    吉田主任2
  • ひとり一人、足を拝見しました。
    川井NS部長2