3月16日(火)医療安全管理委員会主催で、KYT(危険予知トレーニング)に関する研修会が行われました。医療安全管理委員会委員長である佐藤伸二副院長が講師となり、「人は誰でも間違える」という前提に立ちながら、事故を防止するための基本的な知識や具体的な方法について、ビデオなどを交えながら解りやすく説明が行われました。
 中でも、危険予知訓練はイラストシートなどを使いながらグループで話し合い、危険のポイントや防止対策について意見を交換し、指差唱和・指差呼称を行うことで事前に問題を解決する訓練です。日本の鉄道から発祥した指差唱和・指差確認は、科学的にもその効果が立証されており、諸外国でも取り入れられています。
 医療現場での重大な間違いを防止するためにも、「間違えにくい環境の整備と間違えにくい習慣を身につけることが重要」という佐藤副院長の言葉が印象的でした。患者様の安全はもちろん、医療スタッフが安心して働けるための環境づくりにも努めてまいります。

  • 佐藤伸二副院長
    佐藤副院長
  • 密を避けて受講者を人数制限
    受講風景
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    スライド1
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  • KYT実例ムービー(中外製薬HPより)
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  • YouTube「指差し確認~安全を守る~」
    ビデオ2