リハビリテーション部門の目標

「専門教育」と「社会人基礎力」

 リハビリテーション部門では、療法士としての専門的知識・スキルアップといった「専門教育」はもちろん、経済産業省が提唱する「社会人基礎力」の向上にも力を入れています。専門職としての能力向上と共に、自ら主体的に考え職場や地域社会の中で様々な人と共にチームで関わっていく基本的な能力の育成を目指します。
 約40名となったリハスタッフを(法人全体では約70名)、より組織的な戦略をもとに、新人のみならず若年層・中堅・監督職の教育を行っています。社会人基礎力 pdfファイル「社会人基礎力」(経済産業省HPより)     

リハビリテーション部門の教育体制

「目標管理」の実施

 リハビリ部門では、法人目標・事業体目標を受けて部門の目標と各個人の目標を設定し、目標を達成するために必要な行動目標を立案し、日々の業務を行っています。定期的に振り返りを行い、目標の達成に必要な行動目標を個別に見直しながら進めていきます。

教育班体制

 「みゆき会のリハビリテーション部門」として、患者様に提供する「サービスの質」に差があってはなりません(提供サービスの質の均一化)。また、各経験年数による課題・到達目標・役割などについても、お互いの意識を高め合いながら協力して取組んでいく必要があります。そのために、リハビリテーション部門では「教育班体制」をとり、個々人の自己研鑽やプログラムのチェック、若手の指導、指導者の指導力向上などを行っています。
 部門目標に則した教育班ごとの目標達成に至るまで、各班の独自性を尊重しつつ、個々人が責任をもって行動できるようにお互いに協力し合いながら進めていきます。

エルダー制の導入

 リハビリテーション部門では、エルダー制を導入しています。新入職員に対しては所属長ではなく、数年年長の先輩療法士が相談窓口・教育係(エルダー)となって新入職員とペアになります。先輩スタッフがこれだけの大人数になると、新人は「だれに聞いたらいいのか」「どう行動すればいいのか」戸惑う場合も少なくありません。そのため、仕事上だけではなく生活上の不安などを解消するためにも、相談しやすい体制づくりを行っています。

年間教育計画

全体の動向
  3月

*教育班の編成・決定
*目標管理シート(後期分)の記入開始

  4月  *新年度講話 *新規入職者研修
 *前年度後期人事考課スタート
 *新任者人事考課評価者研修
 *各教育班の学習課題を考案、検討開始
  5月

*各教育班の学習課題決定
*目標管理シート(前期分)の作成 

立案されたプログラムの実施(新人療法士目標) 
  6月
 担当者を持つ(新人療法士目標)
  7月  *初任管理者研修(法人本部主催)
担当者を5~6人持つ(新人療法士目標)
  8月
土曜日午後、日曜日、祝日勤務の開始(新人療法士目標)
  9月 *目標管理シート(後期分)まとめ・所感記入開始 
 10月 *前期人事考課スタート 
*目標管理シート(後期分)の作成
*全事業体会計(後期分)徴収
 11月  
 12月  
   1月  
   2月 *1年目発表(症例発表)
*教育班年間活動報告作成(2月末までに提出) 
   3月