麻酔科:鈴木博人医師が着任しました。
7月より鈴木博人医師(副院長:麻酔科)が着任しました。
<鈴木博人(すずき ひろと) 医師>
・みゆき会病院 副 院 長
・専 門 分 野 : 麻 酔 全 般
・出身 山形県東置賜郡高畠町
地域の皆さまへのメッセージ
令和5年7月1日付けで、山形大学から当病院副病院長に就任いたしました。また、当院初の麻酔科常勤医であります。 麻酔科は、“麻酔”科という名の通り麻酔をかけて眠らせる仕事というのは皆様御存じと思います。しかしそれは、麻酔科の仕事内容の一端に過ぎません。麻酔科医の仕事は患者さんを眠らせるだけではなく、手術侵襲や持病などに関連して、もしくは偶発的に起こる様々な危険(例:大量出血、血圧・呼吸・内分泌・神経の異常、アレルギー、その他)から患者さんを守ることが主たる仕事です。麻酔科医がいる病院の手術は、いない病院よりも安全性が数段高くなるということがいわれています。さらに外科医はその分手術に集中できるため、手術もうまくいくようになるという効果もあります。
みゆき病院は整形外科を得意としており、これまでも多くの手術を行ってきましたが、常勤麻酔科医がいることによってこれまでよりもっと安全に手術を受けていただくことができるようになります。またこれまで全身麻酔が制限されていたことで治療をお待たせしていた患者さんにも、これからはより早く治療を受けていただくことが可能になるでしょう。
また副病院長として、これからは地域医療の増進についても取り組んで参ります。世では人口減少・医師不足などが問題となっており、医療機関も再編や統合などが検討されております。これからどうなっていくのかまだ不明なところもありますが、私も県南出身であり高齢の親も地元に住んでいることから、皆さまと同じ目線で解決方法を模索していけるものと考えております。
みゆき病院で手術を受ける患者様が、安全に手術をうけられるよう、誠心誠意努めて参りますので皆様よろしくお願いいたします。