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 看護部「認知症ケアチーム」による研修会を開催しました。当院では、「認知症ケア加算2」を算定しており、毎年定期的に研修を行っています。今回は、認知症看護認定看護師の荒井主任より、「身体拘束最小化」のポイントや当院での取組み状況などについて説明が行われました。身体拘束最小化の真の目的は患者様の「尊厳」を護ることであり、倫理的課題を重視しながら組織で考え対応していくことが大切であることを学びました。

  • 認知症看護認定看護師 荒井主任
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  • 薬剤科 芦立薬剤師
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 また、後半は芦立薬剤師から認知機能障害と薬剤の関連について説明がありました。認知症ケアにおいて、薬剤による認知機能障害を軽減することが重要であるが、作用と副作用を十分に考慮して使用しなければならないことを、具体的な介入症例をもとに詳しい説明が行われました。
 患者様一人一人の心理的・身体的の両面をしっかりとアセスメントしながら、患者様の心に寄り添い尊厳を護り、信頼される適切な医療・看護を提供していけるよう努めてまいります。