12月18日(月)、武井理事長が講師となり、「骨粗鬆症に対する知識の共有とFLSの意義について」というテーマで研修会が行われました。高齢社会の進展に伴い、骨粗鬆症に伴う大腿骨近位部骨折が増加しており、歩行能力だけでなくQOL(生活の質)の低下も危惧されています。患者様が健康で豊かな生活を継続するためには、骨折を予防するための骨粗鬆症の治療が十分に行われる必要があり、そのためにはFLS(多職種連携による骨折リエゾンサービス)のスキームに基づく二次性骨折予防の取り組みがとても重要になります。
 当院では現在、専門外来として「骨折予防・腰曲がり予防外来」を行っていますが、今後はFLSの取り組みを積極的に進め、脆弱性骨折のある患者様が適切な診断と治療を受けることができる環境を目指していきます。骨粗鬆症に関するご不安がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

講師を務めた武井理事長

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