6月27日(水)山形県看護協会会長の井上栄子先生をお迎えし、「特定行為に係る看護師の研修制度とは」というテーマでご講演をいただきました。当日は看護師だけではなく、医師や他職種を含め約60名の職員が受講しました。

現在、日本看護協会では2025年に向けて「看護の将来ビジョン」を策定し、超高齢社会において地域包括ケアにより、予防から看取りまで「いのち・暮らし・尊厳を守り支える看護」を目指しています。医療ニーズの増大に伴う看護医療従事者の確保や、看護機能の役割変化に伴う看護人材の育成、また具体的には特定行為を実施することにより人々が安全で質の高い医療を受けられるようにすること等について整備を進めています。特定行為は、ある一定の研修を修了した看護師が手順書に基づいて実施するもので、看護の関わりの中で特定行為を含めた医療を提供することで、患者さんを待たせることなく質の高い医療・看護を効率的に提供できるようにするための制度です。

今後も高度な看護を実践する能力を持つ看護職の育成が社会から求められおり、人材育成と共に、現場での組織・体制整備が重要であることなどについてお話しいただきました。

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