定期的に開催しているハラスメント研修の一環として、今年度は「カスタマーハラスメント研修」を開催。医療や介護の現場で働く職員が少しでも安心して働ける環境を守るために、教育委員会と接遇改善委員会の共催で開催されました。一般常識からはかけ離れた、不当な要求・暴言・威圧的言動といった“カスタマーハラスメント(カスハラ)”を正しく理解し、現場で適切に対応できる力を高めることを目的として行われました。
 当日は、ワッツ・ビジョンの笹崎久美子先生を講師にお迎えし、カスタマーハラスメントの基本的な考え方、クレームとカスタマーハラスメントの違い、初期対応の重要性や具体的なクレーム対応のポイントやスキルなどについて、実際の事例を交えながら詳しくご説明いただきました。

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 医療・介護の現場では、人を支える立場である職員が、時には不条理な要求や暴言に巻き込まれる場合があります。患者様や利用者様・ご家族の権利意識の高まりを認識しながら、我々自身も引き続きサービスの質を高めると同時に、患者様や利用者様・ご家族との信頼関係をこれまで以上に強く構築できるよう努めて参ります。また、個人だけではなく組織全体でカスタマーハラスメントから職員を守る仕組みづくりを進めて参ります。