みゆき会病院 理学療法士 黒田昌宏

RUN伴は、認知症になっても安心して暮らせる地域をめざして、認知症の人とともにタスキをつなぐ列島リレーです。
本プロジェクトは、2011年に北海道(参加者171人)でスタート。その理念に、全国で多くの賛同者がうまれ、第6回目となる昨年は、12,758人が参加し、北は北海道から南は沖縄まで、日本全国がひとつのタスキでつながりました。
山形県では、2016年より参加し今年で2回目となります。今年は、20チーム115名が参加し、8月26日から27日まで尾花沢から米沢までタスキをつなぎました。当院からも、「チームみゆき会」として4名の職員が参加しました。また、2日目はリナワールドをスタートし、当院を中継地点とし米沢までタスキをつなぎました。院長をはじめ、総勢30名の職員が沿道から声援を送りました。

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    応援の様子
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    ランナーの様子

今後、認知症高齢者の急増が予測され、誰もが安心して生活できる社会を創っていくためには、認知症に対する一般市民の理解がより一層必要です。加えて、病院や施設で働く専門職同士、更には専門職と地域住民がつながる関係づくりが重要です。RUN伴山形は、そのための大きな一つのきっかけづくりにもなります。 今年は、7月に北海道をスタートして11月に沖縄でゴールする予定です。RUN伴は、来年度も実施されます。もちろん、また当院からも参加します。山形でも最年少の参加は8歳で最高齢は95歳!普段は走り慣れていない方でも、さまざまな形で参加することができます。皆さん、是非来年はRUN伴にご参加ください!

集合写真1

集合写真2