12月14日(木)、栄養管理褥瘡対策委員会主催の褥瘡対策に関する研修が開催されました。前半は、皮膚・排泄ケア認定看護師である吉田看護師より、「DESIGN-R®2020」について説明がありました。DESIGNとは、褥瘡の重症化を分類し、治療過程を数量化するための評価スケールです。2020年に一部改定が行われ、深さの評価結果としてのDTI(深部損傷縟瘡)のほか、同じケア・介入が繰り返されて治癒が遅延するケースが多かった臨界的定着に関しても、「炎症/感染」の評価結果として「臨界的定着疑い」が追加されました。
 後半は、大王製紙の石川様より、オムツの当て方や漏れ対策について実技を交えながら説明していただきました。日頃、院内で使用されている紙おむつの構造や効果的なあて方について、改めて確認することができました。 

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