2月19日(水)安藤病院長が、「喫煙と健康障害」というタイトルで(株)東和薬品山形工場さんで講演を行いました。(株)東和薬品山形工場さんでは、「喫煙者ゼロ」を目指して健康な職場づくりに熱心に取り組んでいらっしゃいます。上山市が実施している、「健康づくり講座」を通じて安藤病院長へ講演依頼があり、一昨年に続き今回で二回目の講演会開催となりました。当日は、30名余りの職員さんを対象に、喫煙が心と体に及ぼす影響、肺などの呼吸器はもちろん心臓などの循環器や糖尿病そして悪性腫瘍、更には脳疾患や認知症のリスクなどについて話がなされました。また、子どもを中心とした受動喫煙の影響や、電子タバコ・加熱式タバコのリスク、タバコを消した後の残留物や、衣服や部屋などに染みついた有害物質を吸入してしまう「サードハンドスモーク(三次喫煙)」についても、実際のCT画像や具体的な数値をもとに、詳しい説明が行われました。
 受講者の皆さんは、映し出される喫煙者の肺の写真等に時折驚きながらも、真剣な眼差しで熱心に耳を傾け、禁煙への決意を新たにしていました。みゆき会病院では、呼吸器専門の医師による「禁煙外来」を行っています。タバコをやめたい方や健康に不安のある方は、お気軽にご相談下さい。

  • 約30名余りの方が受講しました。
    会場全体
  • 安藤病院長より健康障害について説明。
    安藤病院長

  22歳の双子の40歳を予想した写真・・・右が喫煙した場合です・・・
  双子
  (アメリカ Action on Smoking and Health ホームページより)

  • 喫煙しない健康な肺
    健康な肺
  • 長年、タバコを吸った方の肺
    汚れた肺

  禁煙を推進して、「おいしい山形、健康しあわせ県」を目指しましょう!
  美味しいやまがた