3月11日(木)に、看護部主催の認知症ケア研修会が開催されました。当院では「認知症ケア加算3」を算定しており、入院中における認知症症状の悪化を予防し、円滑に身体疾患の治療が受けられる環境づくりや安心していただけるコミュニケーションに力を入れています。本研修は、認知症ケアチームが中心となり、「身体抑制」の基本的な知識や「緊急やむを得ない場合の3要件」など、またベッド柵の使い方や各種センサーの特徴などについて詳しく説明がなされました。
 疾患による身体状況の悪化や、環境の変化によるストレスなどにより、入院後に認知症の症状が現れたり、もともともの認知症が悪化する場合も少なくありません。特に、昨今はコロナ禍による面会制限のため、自由に家族や友人と会えない状況が続き、よりストレス状態になりやすい入院環境になっています。患者様ひとり一人の不安に耳を傾け、安心・安全な入院生活と治療を受けていただけるよう、認知症の症状を正しく理解し適切な看護を提供させていただけるように努めてまいります。

  • 密をさけて人数を制限
    会場
  • 認知症ケアチーム 多田看護師
    講師
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    スクリーン1
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