2月17日(木)感染対策委員会主催の研修会が開催され、安藤病院長より新型コロナウイルスのオミクロン株によるパンデミック状況について、詳しい説明がなされました。
 オミクロン株は、デルタ株と比較すると感染拡大のスピードが極めて速く、感染者数が激増したこと。重症化率は明らかに減少しているものの、重症化のスピードは速く、高齢者を中心に重症者や死亡者が増えており、依然として警戒が必要であること。また、3回目のブースター接種の感染・重症化予防効果や、飲み薬の開発状況などについても講義がなされました。
 感染者数の減少スピードは、鈍い傾向が続いています。我々医療従事者は、引き続きこれまでの感染予防対策を継続し、安全な医療サービスの提供に努めて参ります。

 

  • 安藤常浩病院長
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  • 人数を制限して開催しました。
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  • 国立感染症研究所「HER-SYS」より
    オミクロン株での症状について
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  • WHO/AFP/米食品医薬品局(FDA)
    変異株の新呼称
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  • 3回目ワクチン接種による入院予防効果
    CDCデータより
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  • イギリス保健当局の資料より
    ワクチン接種による発症予防効果
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